心療内科
お知らせ
診療科紹介
現代社会は様々なストレスが多く、ストレスがあまりに大きいと体調不良や精神的な不調に陥ることがあります。
心療内科は、薬物治療や心理的アプローチによって心の不調に働きかけ、心身の健康を取り戻すことを目指す診療科です。
動悸、めまい、呼吸困難、食欲低下、体重減少など、様々な身体症状や自律神経症状、抑うつ、不安、無気力などの精神症状の背後にある心理的要因や精神疾患などを考えながら、精神療法と薬物療法を組み合わせて症状の軽減を図ります。
診療の対象となる主な疾患は、ストレスに関連して生じる不眠症、心身症、不安障害、うつ病などですが、その他に統合失調症、躁うつ病、認知症、発達障害などの診療も行っています。
当院は総合病院ですので、様々な身体疾患を抱えた患者さんが各診療科を受診され、通院や入院による治療を受けておられます。中には身体疾患によるストレスから精神的な症状を呈したり、身体症状の背景に元々精神科的な病気が隠れている場合もあります。そのような患者さんに対しては、各科と協力して診療にあたり、当科的見地からアドバイスをしたり、または診療を引き継いだりしています。
外来診療
心療内科は毎週金曜日の午前中に外来を開設しています。外来は完全予約制です。外来患者さんの受診数は1日におよそ20名程です。
2015年度までは、毎週水曜日(午前・午後)と金曜日(午前)に心療内科外来を開設していましたが、人員の関係で2016年度からは水曜日の外来が閉鎖になりました。その関係で、2016年5月20日以降、一時的に当科外来の新規患者さんの受付を中止しています。ただし、当院の他の診療科からのご相談・ご紹介については、引き続き随時対応しています。
入院診療
当院には心療内科の専門入院病床はないため、当科としての入院治療は行っておりません。しかしながら、各診療科の疾患で入院された患者さんが、入院後に精神的な症状を引き起こしたり、またはもともと精神的な病気を持った患者さんが身体的な病気を併発して当院に入院してこられることがあります。このような場合に、各診療科からのご相談に積極的に対応し治療に協力しています。
特に高齢の患者さんが入院中に「せん妄」と呼ばれる意識障害を起こしたり、入院生活のストレスから不安やうつ症状を生じてしまうことは少なくなく、こうした場合に診療方針の相談、心のケア、病棟スタッフの対応方法についてのアドバイスなどを行っています。様々な患者さんに対して、当科的なアプローチによって入院治療の質を高められるように診療にあたっています。
外来診療表、休診・代診情報
外来診療表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | *河合 伸念 (完全予約制) |
*非常勤医師
※当日予約での診療は行っておりません。事前予約の方のみ診療しておりますので、あらかじめ予約センターで診療予約をお取り下さい。
※医師の都合により代診・休診の場合があります。また、当日、予約外患者さんの受付が出来ない場合がございますのであらかじめ御了承下さい。
主な疾患
- 不眠症
- 心身症
- 適応障害
- パニック障害
- 強迫性障害
- 社交不安障害
- 全般性不安障害
- うつ病など