広報誌
むらした内科クリニック
「自分を頼って来てくれる患者さんに真摯に向き合いたい」という思いから診察室での垣根は低く、時に受付の電話も自ら取る。大腸検査の後、家族の送迎を待つ患者さんが外で待っていれば「中で涼んで休んでいてくださいね」と声掛けする。
村下 徹也 院長
子どもの頃、全国大会に出場するほどのサッカー少年だった。医師になった8歳年上の兄の影響で同じ道を志し、腸閉塞で長年苦しむ父親の姿から診療科は消化器内科を選んだ。「今思えば、自分の腕を慢心していた」。医師になって6年目のある日、胃潰瘍を繰り返し患っていた患者さんを救えなかった。最善は尽くしたが他の治療法を模索できなかったかと自問自答しながら、新しい技術をどん欲に学んだ。今も時折、あの患者家族との哀傷を思い出す。背筋がすっと伸びるとともに、初心を思い出す。ただひたむきに患者さんと向き合う一日が、きょうも始まる。
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