広報誌
40歳以上対象の特定保健指導。「体重を測る」「週1日の休肝日」「軽い運動をする」など生活習慣病の予防策をカードで提示し、「これなら続けられそうですか?」と出来ることから提案していく。
曽祖父は戦前の樺太にあった診療所で働く医師、祖母はそこで働く看護師だった。高校では野球部のマネージャーに。選手が腰痛を訴えた際、どうしていいかわからず歯がゆかった経験から当時珍しかった大学の看護学部を経て、そのまま大学病院に入職。その後出産と子育てを経て当院では現在11年目。健診センターのリニューアルと共に保健師として着任し、子宮がん検診の介助や保健指導のスクリーニングなどをこなす。
指導のポイントは伝え方。身体に良くないと分かっていても、人は必ずしも合理的に行動できないもの。昨年のデータを見ながら一緒に考え、強制ではなく望ましい行動へ促すことで小さな目標を共にクリアしていく。毎年来てくれる人間ドックや健康診断の利用者に再会するのを心待ちにしながら、予防医療の最前線で奮闘する。
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