治療の流れは個人によって少々異なります。

年齢や原因によりますし、最初から体外受精が必要な方もいらっしゃいます。
通常一つのステップは3～6回トライしてみましょう！と言われています。
この数字を一つの目安に考えてください。
治療のステップは単に図のように進めるだけでなく、組み合わせの方法をかえることによって改善されることがあります。
また厳しいことですが、ステップをあげたからといって必ず妊娠するとは限りません。
いつ次のステップに進むか、いつまで治療を続けるのか、迷うことも苦しくなることもあります。
不安が押し寄せたりくじけそうになることもあるでしょう。
さまざまな選択肢の中から、「最後に選ぶのはご夫婦の意思」です。
それぞれの段階で、今一番何が良いか、治療のことだけでなく経済的、仕事との両立、
精神的にもいっしょに考えていきましょう。

2022年4月からの不妊治療の保険適用に際し、
一般不妊治療に当たり必要な医学的管理及び療養上の指導等を行うため、
ご夫婦に治療計画書をお渡ししてご説明する必要があります。
医師の指示がありましたらご夫婦で受診していただくようお願いいたします。
また、少なくとも6カ月に1回は再交付する必要があり、
その際は再度ご夫婦で受診していただくことになりますのでよろしくお願いいたします。